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1.シーティングとは?

●シーティングの定義
椅子・車椅子を利用して生活する人を対象に、座位に関する評価と対応
(機器の選定、調整、マネジメントなどを含む)を行うことです。
●シーティングの目的
対象者等と共有した目標を達成できる適切な座位姿勢を実現することにより、
二次的障害の予防、活動と参加の促進、心身機能・構造の改善を促すことです。

下記のような対応は、シーティングではありません✖
・単なる離床目的で椅子や車椅子上での座位をとらせることではありません。
・単に椅子や車椅子上で「良い姿勢」とされる座位姿勢を強制的に作ることではありません。
・単に椅子や車椅子上にクッションなどを詰めて、過剰な安定姿勢を作り上げることではありません。
・むやみに長時間椅子や車椅子上に座らせておくことではありません。

2.座り方が悪いと?

1.固定化された姿勢の崩れ
2.身体各部の関節可動性の低下
3.呼吸機能低下
4.摂食・嚥下機能低下
5.褥瘡(仙骨・坐骨・踵部・陰嚢・背部)
6.心理面の低下
7.介助量の増加
8.転落リスク
9.浮腫
10.活動的な姿勢がとりにくい
11.内部臓器への影響
12.立ち上がり・移乗への影響

見た目の良し悪しだけでなく、力学的・生理学的・心理学的・作業効率的といった様々な視点からの判断が必要となります。
車椅子利用者と、提供した車椅子との不適合によって不良座位姿勢が起こりやすくなり、時間の経過とともに二次障害を引き起こす可能性が高まります。

3.座位姿勢の考え方

座位姿勢には大きく分けて「活動的な座位姿勢」と「安楽な(休息)座位姿勢」があります。

活動的な座位姿勢と安楽な座位姿勢では骨盤の傾きや体の各部の位置関係が変わります。右の写真では同じ車椅子を使用していますが、車椅子の背角度と背張りを調整してそれぞれの座位姿勢に対応しています。活動と休息、それぞれの座位姿勢に対して別々に対応する必要があるという考えを持ちましょう

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